SENDAI ORIGIN

YouTubeチャンネル「SENDAI ORIJIN」制作者のブログ

先行き不安な時代での心得・子供に教育したいこと

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 私が子供にこれから学ばせたいことは何か、と言えば、相手側の立場に立てる自分になれること、それくらいかもしれません。多分、妻もそうでしょう。それにはできるだけ自分が質素な生活を送る、これはおそらく基本になるでしょう。

 今回はあまり難しいことは言いたくないのですが、最低レベルの生活まで落とさないと、困っている人のことなど分かるわけはないでしょう。お金に余裕が出来たら寄付・募金、それでいいのではないでしょうか。私はそれでも幸せです。損をしたくないという欲、それこそがくせ者で、自分だけ、俺だけ・・という考えが強くなり、そういう考えこそが私は資本主義的な考えだと思っています。しかし、もはやそのひずみが落差を生み、コロナ禍の日本においては現在、大変なことが起きています。今年ほど、会社と労働者の関係がクローズアップされる年も珍しいでしょう。

 こういう時代は生活面でも柔軟性が求められると思います。

・私は最悪のシナリオを考え、すべて現在エコノミーを選ぶことを習慣付けています。

・職場内で労働運動を起こし一度解雇になった時も、暇だ、いつから働けるんだではなく、この時期にいろんなことを学んでおこうというプラス思考でした。

・職場復帰して、労働、家庭、組合活動という密度の濃い生活になっても別に普通でいます。

 つまり、周りのことを知り、周りの立場になれる、周りの状況に合わせられる自分になるには、自分が変化に耐えられる柔軟性を身に着け、備えておかないと、これから何が起こるか分からない時代に対応できなくなるということです。

 子供たちにも、そのような親の姿勢は見せていかなければならないと思います。

 俺の考えに従え!などという人には、生きづらい世の中になったのではないでしょうか。前回話しを出しましたが、もはや硬派な男性は時代遅れであり、日々黙々と仕事をする労働者的な生き方こそ、日本に光明をもたらすでしょう。

 これからの時代、子供に社会的に立派な人間になってほしい・・・と希望するより、相手の立場も分かり、お互いに協力して仕事をしていける「柔軟性」を持った人材になってほしい・・・という思える親は増えてくると思います。今年のコロナ禍で、地位・名誉ある人たち方の考えが定まらない日本において、このことはハッキリしてきてるハズです・・・。